卵巣がんの症状は初期の段階では自覚症状がほとんどありません。卵巣がんについて症状や検査、治療方などの情報です。
卵巣がんの症状は初期の段階では自覚症状がほとんどありません。卵巣がんが進行してくると、症状は生理が重くなったり、腫瘍の増大や腹水の影響で腹部が膨らんできたり、しこりがあったり、また下腹だけが出てきた時はも卵巣がんの可能性も考えられるようです。これらの症状を感じた時に受診され検査を受ける方が多いです。やはり卵巣がんに限りませんが自覚症状がなかったり痛みのない婦人病は多いですから早期発見には検診が一番ですし、万が一卵巣がんであっても生存率も大きく変わってきます。卵巣がんの約90%は,卵巣の表層を覆う細胞に由来する上皮性のがんのようです。日本人が卵巣がんにかかる確率は欧米人に比べると半分以下とも言われていますが、この差は縮まっているようです。
卵巣がんの検査として腫瘍マーカー検査があります。腫瘍マーカーは腫瘍に対して特異的な蛋白を調べる血液検査で、数多くの種類があります。その中でCA125という腫瘍マーカーは卵巣がんに対して有効な腫瘍マーカーですが、腫瘍マーカー値は良性腫瘍の子宮筋腫と子宮内膜症の鑑別にも使われるので、腫瘍マーカー値が高いから卵巣がんとは限りません。また、PETという検査もあります。PETとは「陽電子放射断層撮影」という難しい名前になりますが、がん細胞の性質が正常細胞に比べて3〜8倍のブドウ糖を取り込んでいるという細胞の性質を調べてがんを見つけます。平成18年4月1日から、卵巣がんも「他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない」ということが前提としてという条件が付きますがPETが保険適用とされるようになりました。
卵巣がんの治療方法には手術療法、放射線療法、化学療法があります。 卵巣がんの検査はまずエコーと腫瘍マーカーで卵巣の腫れなどの異常があると、MRIやCTで卵巣の全体像を確認していきます。最近の卵巣がんの手術後の治療は抗癌剤を使う治療が化学療法が放射線治療に代わって主に行われているようです。卵巣がんは抗癌剤による治療方法が比較的よく効くと言われています。また卵巣がんの副作用対策の進歩もあり卵巣がんの治療成果は向上しているようです。抗癌剤は副作用として「痛み」や「しびれ」などの症状が出ることがありますが、その治療には非ステロイド性鎮痛薬や漢方薬を併用する場合もあるようです。副作用は少しずつ改善する事が多いと思いますので、卵巣がんの再発に注意し、医師に経過を診てもらいましょう。